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【注文住宅】新築住宅の屋根のお話・屋根の形や屋根材について解説

家を建てるにあたり、考えなければならないことはたくさんありますが、家の見た目を決める大きな要素である屋根や外壁について、その色や素材をどうしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、新築住宅の「屋根」にスポットを当てて、屋根材や屋根の形について解説しています。そろそろマイホームを手に入れたいとお考えの方は、ぜひ読んでみてください。

屋根のはたらき

屋根は根本的に「風雨を防ぐ」というはたらきを担っていることはおわかりかと思います。もし、家に屋根がなかったら、私たちは常に天候の変化にさらされ、快適に暮らすことができません。

さらに屋根は建物自体を守るはたらきもしています。日本の住宅の多くは木造ですから、腐食の原因になる湿気は大敵です。しかし、屋根がしっかり機能していれば、建物の内部に雨水が浸入するようなことはありません。

屋根の形や屋根材を選ぶときに考えるべきこと

家を建てる際は、デザインだけではなく、地域の気候風土に合わせること、またメンテナンス性を考えて屋根の形や屋根材を選ぶことがとても重要です。

たとえば、中京圏だけでみても渥美半島や知多半島周辺は冬でも比較的温暖な気候ですが、岐阜県には雪深い地域もあります。

このように、日本では比較的近いのに気候の違いが顕著なエリアがあります。よく、地域密着型の設計事務所や工務店、ハウスメーカーを選ぶといいと言われますが、やはり地域的特性を熟知しているということは大きなアドバンテージです。

新築住宅によく採用されている屋根の種類

日本の住宅によく採用されている一般的な屋根の種類とその特徴を紹介します。

切妻屋根

日本でもっとも一般的な屋根の形。それが「切妻屋根」です。シンプルで施工しやすく使用する部材も少ないのでコストを安く抑えられます。ガルバリウム鋼板や化粧スレートといった人気のある屋根材ともよくマッチします。

陸屋根

「陸屋根」は傾斜のない平らな屋根のことです。屋上をつくるのであれば最適な屋根だといえます。ただ、平らなために水はけがあまりよくありません。そのため防水対策をしっかり行う必要があります。

片流れ屋根

一枚の屋根を片方に傾斜させた屋根のことを「片流れ屋根」と呼びます。狭小地に家を建てる場合でも違和感がないうえ、メンテナンス性、デザイン性の両方に優れるため、とても人気があります。ガルバリウム鋼板や化粧スレートなどの屋根材ともよくマッチします。太陽光パネルの設置を考えている方に特に人気です。

寄棟屋根

頂上を起点に4面を寄せ合わせてつくる立体的な屋根のことを「寄棟屋根」と呼びます。複雑なつくりなのでその分コストがかかる傾向がありますが、雨や雪を流しやすいという利点があります。

新築住宅によく採用されている人気の屋根材

つづいて屋根材です。日本の住宅に使われるおもな屋根材をご紹介します。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、建築業界では長く使われている素材です。屋根材だけではなく、外壁材としてもとても人気があるこの素材は、金属なのにサビに強く、軽いので地震に強いという特長も持ちます。

弱点は雨のときに音が響いてしまうことや断熱性が低いことでしょうか。ただ、これは鋼鈑そのものの弱点です。今のガルバリウム鋼板の屋根材は断熱材と一体になったものがほとんどなので、音や断熱性に問題はありません。

約10年周期でのメンテナンスは必要ですが、カバー工法での屋根リフォームも可能なので、長期的なメンテナンスコストを安く抑えることが可能です。

化粧スレート

ガルバリウム鋼板に次いで人気の屋根材が「化粧スレート」です。その昔のスレートにはアスベストが混ぜられていて、これが耐久性の高さにつながっていたのですが、今は当然のことながら使用できません。現在のスレートはセメントに繊維骨材をミックスすることで軽さや強度を出すことに成功しています。長い間、日本の住宅に使われているため施工可能な業者が多いことも人気の理由です。ただし、断熱性や防水性の店で弱点があるので適切な対策をとる必要があります。

アスファルトシングル

近年、日本の住宅にも使われるようになった「アスファルトシングル」。アメリカの住宅ではもっともポピュラーな屋根材です。金属や鋳物の屋根材とは異なり、細かい石の粒を表面に吹き付けることで色づけするため、多彩なカラーが選べることが大きな魅力です。

軽く、耐震性に優れ、ほかの屋根材と比較するとしなやかなので割れにも強さがあります。この屋根材が持つしなやかさは防音にも役立ちます。

ただ、日本に入ってきてからまだそれほど時間が経っていないので、施工可能な業者が少ないという難点があります

軽量瓦

日本家屋に多く使われる粘土瓦は重量があり耐震性に難がありますが、その耐久性は抜群です。この軽量瓦は粘土瓦の長所を受け継ぎつつ、短所をカバーするような特徴を備える屋根材です。粘土瓦ほどではありませんが耐久性が高く、粘土瓦よりも軽量で、防水性や防音性にも優れます。施工費用がかさみがちなことは難点ですが、耐久性は高いためメンテナンスコストを抑えられます。

まとめ

新築住宅に採用される一般的な屋根の形や屋根材について紹介しました。家族を守る役割を果たす屋根は、後悔のないように選びたいものです。

注文住宅に興味をお持ちの方は、ヘッジハウスにご相談ください。

お問い合わせは↓こちらまで。

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