ヘッジハウスで最もよく使用している外壁材「ガルバリウム鋼板」。
以前もご紹介したとおり、錆びにくく、メンテナンスしやすい外壁材です。
この記事では再度、ガルバリウム鋼板についてご紹介します。丈夫なだけではなく、おしゃれな家を建てたいとお考えの方は、ぜひ読んでみてください。
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板は、1970年代に開発された建材です。日本では「ガルバ」と呼ばれ親しまれています。
鋼板にアルミと亜鉛、そしてシリコンでメッキを施すことにより製造されるガルバリウム鋼板。金属なのに錆びにくく、高い耐久性を誇ることから、1990年代にはそれまで金属建材の主役だったトタンに代わり、建築の世界の必需品になりました。
現在、ガルバリウム鋼板は、外壁材や屋根材として幅広く利用されています。
ガルバリウム鋼板の外壁の特長
ガルバリウム鋼板には建材として魅力的な要素が数多く備わっています。
金属なのに錆びに強い
ガルバリウム鋼板には、金属なのに錆びに強いという特長があります。
もちろん、錆びないわけではないのですが、これまでの金属製の建材と比較すると、圧倒的に錆びに強いことはたしかです。
耐久性が高い
ガルバリウム鋼板の外壁は、近年、使われることの多い窯業系サイディングの外壁材との比較でも同程度、もしくは長めの耐用年数を誇ります。
製品や住環境により実際の耐用年数は左右されるため、一概に「何年もつ」とは言えません。
しかし、定期的に塗装によるメンテナンスを行えば、30~35年程度は十分にもちます。窯業系サイディングのように割れることもありません。
軽量
ガルバリウム鋼板は軽量です。屋根や外壁が重くなれば家の重量は増し、その分、地震のときに揺れやすくなります。
ガルバリウム鋼板は、窯業系サイディングの約1/4、モルタルの約1/10の重量しかないので、大きな地震が襲ってきても、建物への負荷はほかの外壁材よりも軽くなります。
重ね張りが可能で改修が容易
ガルバリウム鋼板の外壁材は、傷んだとしても重ね張りが可能です。軽量なので、家の耐震性に影響することもほとんどありません。
私たちは常に地震や台風などの自然災害と隣り合わせに生きていかなければなりません。自然災害に襲われたとき、家の構造には問題がなくても、外壁がダメージを受ける可能性は十分にあります。
もしも自然災害により外壁がダメージを受けてしまった際、軽量で作業性のよいガルバリウム鋼板の外壁材ならかんたんに改修可能です。廃材もリサイクルできるので処分にもお金がかかりません。
ガルバリウム鋼板は、実は環境にもやさしい外壁材なのです。
優れた断熱性と遮音性
ガルバリウム鋼板だけだと断熱効果は期待できません。
しかし、一般住宅の外壁にはガルバリウム鋼板と断熱材の一体型外壁材が使われます。このタイプの外壁材は優れた断熱性と遮音性を備えています。
メンテナンスしやすい
ガルバリウム鋼板の外壁材には「メンテナンスしやすい」という特長もあります。外壁は常に紫外線や雨風にさらされているため、汚れてしまいがちです。そのため、3ヶ月や6ヶ月といったスパンでよいので定期的にメンテナンスをすると、外壁を長い間、美しく保てます。
「そんなに頻繁にメンテナンスをするの?」
と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
メンテナンスといっても、多少汚れている部分に水をかけるだけです。大がかりな洗浄が必要なわけではありません。
また、ガルバリウム鋼板の外壁材は、シーリングのメンテナンス性も優れています。
現在、最もよく使われている窯業系サイディングの外壁はシーリング部分が多く、しかも、そのシーリングは常に紫外線や風雨にさらされるため、塗装と同じく10~15年程度で改修しなければなりません。
ガルバリウム鋼板の外壁にもシーリングを打つ必要があります。しかし、シーリングは部材の下にほとんど隠れてしまうため、天候などの影響を受けにくく、劣化のスピードもゆっくりです。そのため、窯業系サイディングほどの頻度でシーリングを改修する必要はありません。
さらに、ガルバリウム鋼板には「コケやカビが生えてこない」という特長も備わっています。モルタルや窯業系サイディングの外壁は、日当たりの悪い壁面にコケやカビが生えてしまうことがありますが、金属は水を吸収しないためコケやカビが生えてきません。
魅力的な外観にできる
ガルバリウム鋼板の外壁材はカラーが豊富です。ブラックやネイビーなどのスタイリッシュなカラーから、ウッドやファブリックのようなナチュラル系のカラーまで、数多くの色の選択肢があります。
ただ、ガルバリウム鋼板は、どちらかというとモダンなイメージの外観にしたいときに選ばれることが多いようです。
まとめ
ガルバリウム鋼板の外壁材について解説しました。ガ
ルバリウム鋼板は、おしゃれな雰囲気をかんたんに演出できる外壁材です。
モダンで魅力的な家を建てたいとお考えの方は、ヘッジハウスまでご相談ください。
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