家は、住む人たちのライフステージをしっかり考えてつくらなければなりません。
子育てのことを重視して、マンションから戸建て住宅に引っ越そうと考えている方もいらっしゃると思います。
子どもがのびのびと成長できる家、そして家族が暮らしやすい家とはどんな家なのでしょうか?
子育てしやすい、家族が暮らしやすい家の3大条件
子育てしやすい、家族が暮らしやすい家には、「家事動線」「家族を感じられるスペース」、そして「収納」という3つの条件がそろっています。
① 家事動線が確保されている
掃除、洗濯、料理などの家事のために人が動く経路が「家事動線」です。
家事は毎日のことですから、効率良く移動できる動線が考えられていないとストレスの多い家になってしまいます。
1日に何度も往復することになる家事動線をしっかり意識して家づくりをしましょう。
② 家族を感じられるスペースがある
子どもの豊かな成長を願うのであれば、家族の絆が生まれる、そして感じられるスペースをつくることはとても大切です。
たとえば、フロアとフロアの間にちょっとしたスペースを設ける「スキップフロア」なら家全体を見渡せるため、家族の存在を常に感じられます。
このように、常に家族を感じられるスペースをデザインすることで、家族の絆はより深まります。
③ 収納があるべきところにある
収納スペースは、多くつくればよいというものではありません。必要なところにしっかりるくることが重要です。
子どもが生まれて家族が増えれば持ち物も増えます。子どもが成長すれば、やはり持ち物が増えるので、さらに多くの収納スペースが必要になるでしょう。
玄関には、家族の靴をしまっておく収納が必要です。散らかることの多いキッチンや洗面所、子ども部屋にも収納を設けましょう。
子ども部屋に収納を設けることで、片付けを習慣づけることができます。このように、子どもの「自立」をサポートするという考え方も、家づくりにおいて重要なことです。
子育てに向く家の間取り
子育てしやすい、家族が暮らしやすい家の3大条件を基に、子育てに向く家の間取りについて考えてみましょう。
以下のようなポイントを押さえると、家づくりに生かせます。
家族と必ず顔を合わせる間取り
家族と必ず顔を合わせる「仕掛け」を間取りに取り入れましょう。
階段をリビングに通す「リビング階段」なら、階段を通るだけでリビングにいる家族と顔を合わせられます。仕事に忙しいお父さんも、子どもとのつかの間のふれあいを楽しめるでしょう。
子どもに目が届くキッチン
家事の最中も小さな子どもからは目が離せません。キッチンを対面レイアウトにすると、家事をしていても子どもに目が届きます。
壁つけタイプのキッチンだとどうしても子どもが視界から外れてしまうため、キッチンは家事の効率も考慮しつつ、子どもに目が届くようデザインすることが重要です。
リビングやダイニングは広くとる
まだ小さい子どもは、ほとんどの時間を両親といっしょに過ごします。
そのため、リビングやダイニングは広くとるのがおすすめです。
リビングやダイニングを広くとれば、家族全員が遊びや学びを通してふれあいやすくなります。
ペットを飼われているご家庭なら、ペットを交えた家族全員の時間を楽しめるでしょう。
リビングやダイニングを広くとっておくと、将来、家族が増えても楽に対応できます。
玄関も広くとる
玄関を広くとっておけば、人が出入りするスペースとしてだけではなく、収納スペースとして使えます。
ベビーカーや三輪車、キックバイクも家の中にしまわずに、玄関に置いておけます。
バスルームも広めに
バスルームや洗面所も親子が同時に使えるよう、広めに設計しましょう。
子どもと2人で入れる大きさのバスタブと、2人が横に並べる洗い場が確保できれば理想的です。
子ども部屋は将来を考えて仕切れるように
子どもがひとりなら部屋の仕切りを考える必要はありません。しかし、子どもが2人以上になる場合は、将来のことを考えて、部屋を仕切れるようにデザインするのがおすすめです。
子どもたちが小さいうちは個室を与える必要はありません。しかし、思春期が近づいてくると、子どもたちは同じ部屋で過ごすことに抵抗を感じるようになります。子どもの成長を考えて間取りを設計することは、家づくりにおいてとても重要なことです。
バリアフリーを意識
バリアフリーは高齢になってからのことと考えがちですが、バリアフリーで家が設計されていれば、子育て中もストレスを感じることがありません。
もちろん、子どもが巣立ったあとのことを考えても、バリアフリーの家なら安心です。
まとめ
子育てしやすい、家族が暮らしやすい家を建てる際に押さえておきたいことをご紹介しました。
子どもたちが健やかに成長できる家を注文住宅で建てたいとお考えの方は、ぜひヘッジハウスまでご相談ください。
家づくりについて詳しく知りたい方は、ぜひヘッジハウスまでお気軽にご相談ください。
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