地震や台風の危険と隣り合わせの日本では、災害に強い家が必要とされています。
多くの住宅メーカーが「地震に強い」ことをアピールして住宅を販売していますが、果たしてその住宅は災害に強い家だといえるのでしょうか?
この記事では、「本当に災害に強い家を建てるには」について解説しています。
家を建てることを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
日本には災害に強い家が必要
日本は、昔から多くの災害に見舞われてきました。
東日本大震災以降、日本周辺の地震活動は活発化しているようですし、また、地球温暖化の影響か、これまでよりも大型で、強い勢力を持つ台風が、たびたび日本を直撃するようになっています。
このように日本では、どこに住んでいようとも災害から逃れることはできません。
頻発する地震と台風被害
2011年に発生した東日本大震災。
宮城県の東南東沖で発生したM9.0の地震は、震度7の強烈な揺れと、40.1mという驚愕の高さの津波を引き起こしました。
1万5000人以上の命を奪った巨大地震は、原発のメルトダウンをも引き起こし、今もなお、私たちの心の深い傷となっています。
日本大震災以降、日本周辺の地震活動は目に見えて活発になってきています。
東海・東南海・南海地震の30年以内の地震発生確率はそれぞれ約88%、70%、60%とされ、首都直下地震も30年以内の地震発生確率が約70%とされている今、これらの地震に対して最大限の備えをすることしか、私たちにできることはありません。
台風も私たちの懸念材料のひとつです。
近年、以前よりも明らかに大きく、強い勢力を保ったまま日本列島を直撃する台風が増えてきました。
台風の巨大化には地球温暖化による海水温の上昇が関わっていると考えられており、今後、数十年経つと、台風は現在よりもさらに20%ほど大きくなるとも推定されています。
2019年に日本列島を襲った台風19号「ハギビス」。最低気圧915 hPa、最大風速55 m/sの強力な台風は、東日本を中心に甚大な被害をもたらしました。
このように、巨大地震や台風の危険に常にさらされている日本で家を建てる際は、どうしてもこれらの災害に強い家でなければならないのです。
地盤調査と構造計算をして建てる、災害に強い家とは
家は、地盤をしっかり調査したうえで、地震や台風などの災害に耐えうるかどうか構造計算して、それを基に設計することが重要です。
地盤の強さは地形や地質により異なるので、これらを考慮しなければ適切な家の強度を出せません。
ただ、一般の住宅では構造計算までは行っていないのが現実です。
しかし、ビルやマンションと同じように構造計算をして家に必要な強度を出せば、「本当に災害に強い家」を建てられます。「ヘッジ構法」で建てる家は、まさにこの「本当に災害に強い家」です。
ヘッジ構法の家の特徴
ヘッジ構法で建てる家は、普通の耐震住宅ではありません。「超耐震住宅」です。ヘッジ構法では、ビルを建設する際に使われる工法を木造建設に応用しています。
ヘッジ構法では、すでにご紹介しているとおり、構造計算(許容応力度計算)を行うことにより、地震の揺れや台風の強烈な風に耐えられるかどうかの確認が行われます。
部材の強度や基礎、アンカーボルトに至るまで、くまなく安全性を確認したうえで建てられた家は、想定外の揺れや強風にも耐えることが可能です。
このことは、京都大学木質構造研究所が行った構造躯体の実証実験でも証明されています。
筋交がないのに強い
ヘッジ構法の家には、木造建築なのに筋交や耐力壁がありません。
それなのに普通の木造建築よりも強度があります。
ヘッジ構法の家は、一般の木造建築では使われない地中梁のほか、特許取得済みの金具などを使って基礎をしっかりと固めています。
筋交も耐力壁もないので、デザイン的な自由度が高いことも特徴です。
優れた粘り強さ
ヘッジ構法の家には、地震や強風により大きな負荷がかかっても耐えられる粘り強さが備わっています。
ヘッジ構法の家は、5tの力が加えられても耐えられることが、実験により証明されています。
この粘り強さが、大地震の際も被害を最小限に抑えてくれます。
揺れを吸収する減震力
ヘッジ構法は、千年の時を超え、地震や台風に耐えてきた社寺建築にヒントを得て開発されています。
フレーム同士を接合する、ヘッジ構法だけに使われる特許を得た金具は、地震による揺れを吸収してくれるため、強い地震の揺れに襲われた場合でも、住む人は実際の揺れよりも小さな揺れしか感じません。
まとめ
地震や台風などの災害と隣り合わせに生きる私たちには、災害に強い家が必要です。
地質調査と構造計算を行ったうえで建てるヘッジ構法の家は、まさにその災害に強い家です。
巨大地震の揺れにも、巨大台風の強烈な風にも耐え、住む人を守ってくれるヘッジ構法の家は、災害大国日本に、最も求められている家だと言っても過言ではありません。
ヘッジ構法について詳しく知りたい方は、ぜひヘッジハウスまで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせは↓こちらまで。