Blog

ガレージハウス・2台駐車できるスペースをつくるにあたり考えるべきこと

建物に組み込まれるように駐車スペースがとられているガレージハウス。ガレージハウスなら、雨風が強いときでも雨に濡れることなく車に乗り込めますし、趣味のスペースなど、多目的スペースとしても使えます。

そのうえ、固定資産税が安くなることもあるのですから、「マイホームはガレージハウスで!」と考える方が多いことにもうなずけます。

この記事では、ガレージハウスはガレージハウスでも「車を2台とめられるガレージハウス」に特化して、建てるにあたり考えるべきことを紹介しています。ガレージハウスを注文住宅で建てたいという方は、ぜひ読んでみてください。

ガレージハウス・車が2台必要な家は多い

公共交通機関を身近に利用できる環境にお住まいでも、車が2台必要な方は多いのではないでしょうか。自動車が趣味の方ならば、生活用と趣味の車の2台持ちを考えたくなりますし、通勤用と子どもたちや高齢のご両親の送迎用に2台の車が必要な方もいらっしゃるでしょう。

このようなケースでは、できるなら車が2台とめられるガレージハウスを建てたいものです。1台はガレージで、もう1台は賃貸駐車場、という方法もありますが、せっかく注文住宅で家を建てるのですから、2台とめられるガレージハウスにしたいと考えるのは当然のことです。

ガレージハウス・車2台を駐車するのに必要な広さ

冒頭で触れたとおりメリットの多いガレージハウス。しかし、建物に駐車スペースを組み込むわけですから、当然、よほど広い土地でないかぎり、1階の多くのスペースはガレージに使われることになります。

車を2台駐車できるガレージハウスを建てるとなると、より広いスペースが必要です。

国土交通省は、平成4年に作成した「駐車場設計・施工指針について」のなかで、「駐車ます」の大きさに触れています。

これによると、軽自動車の駐車ますの大きさは長さ3.6m×幅2.0m以上、普通乗用車の場合は長さ6.0m×幅2.5m以上が原則です。もちろん、これらの数値はあくまで原則であり、立地条件によっても数値は変わります。

(参考:国土交通省・駐車場設計・施工指針について

https://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/19920610tyuusyajou.pdf)

いずれにしても、2台の車を駐車可能なガレージハウスを建てるには、以下のようなポイントを押さえることがとても重要です。

車の大きさ

先ほどの指針から考えると、普通乗用車を2台駐車できるガレージを設けるとなると、駐車スペースとして最低でも9坪が必要です。さらに高さも考慮しなければなりません。セダンならともかく、ミニバンを駐車するとなると、天井を高くとる必要があります。車はそれぞれ大きさが異なるので、まず所有している車の大きさをベースに、駐車スペースに必要な広さを把握しましょう。

使いやすさ

2台分の駐車スペースを確保できたとしても、使いにくいのではどうしようもありません。駐車スペースだけではなく、乗り降りのための動線、シャッターを設置するのであればその開け閉め、家の前の道路状況などを総合的に考えて、使いやすいスペースになるよう、設計事務所や工務店とよく相談しましょう。

間取り

車を2台駐車できるスペースがあるガレージハウスを建てるとなると、間取りのことも考える必要があります。1階をほぼガレージとして使うわけですから、居住するスペースを2階より上、つまり、十分に居住スペースを確保するためには、たてのスペースを有効活用しなければなりません。2階建てでは十分なスペースが確保できないようなら、3階建ても視野に入れて設計事務所や工務店と話し合う必要があります。

耐震性

ガレージハウスは、1階が駐車スペースになるので、建物の上階のほうが重い構造になっています。重心が高くなると地震の際に大きく揺れやすくなるため、ガレージハウスには耐震性の高い構造を採用することが重要です。2台分の駐車スペースをとるとなると開口部もかなり広くなるため、より頑丈な構造を採用する必要があります。

将来のこと

将来のこと。これはガレージハウスに限ったことではありません。家は将来、長きにわたり人生を共にする伴侶です。今、住みやすくても、年齢を重ねたときに住みにくくなってしまうのでは意味がありません。

家族の形も変わります。子どもたちも成長するにつれ、ライフスタイルは大きく変わります。独立するにしても同居するにしても、将来のことも視野に入れ、ライフスタイルの変化に合わせやすい家を建てるようにしましょう。

車を2台とめられるガレージハウスを建てるには業者選びが重要

車を2台とめられるガレージハウスは、ご紹介したようにさまざまなことを考慮して建てなければなりません。強度が求められるうえ、利便性や将来のリフォームのことなども考慮した家づくりが求められるのです。

ヘッジハウスの家は、ガレージハウスに最適な「超耐震」、そしてかんたんにリフォームできる可変性を併せ持つ木造住宅です。

ガレージハウスの施工経験豊富なヘッジハウスが、家族みんなが住みやすい夢のマイホームづくりをお手伝いします。ぜひご相談ください。

お問い合わせは↓こちらまで。

PAGE TOP