車好きなら憧れるガレージハウス。
愛車をもっと近くで感じながら暮らせることも喜ばしいのですが、雨に濡れずに車に乗り込めたり、高齢のご両親を車に乗せたりするときにとても便利です。もちろん、ガレージハウスは少し特殊な家なので考えなければならないこともたくさんあるのですが、実は税金面でお得なことをご存じでしょうか?
本記事では、ガレージハウスと税金についてのお話をしていこうと思います。ぜひ読んでみてください。
ガレージハウスのガレージは固定資産税の対象外
ガレージハウスは、先述のように少し特殊な家です。ガレージハウスは通常、1階がガレージと玄関を含む居住空間。2階より上が完全な居住空間になります。
このガレージハウスの作りは、固定資産税の計算の際に有利に働くことがあります。延べ床面積の1/5以下をガレージにすると、この部分だけ固定資産税の対象外になるのが普通です。すなわち、固定資産税が安くなります。
大都市近郊の駐車場代はばかになりません。月に3万円以上払わなければ駐車場を借りられないエリアもあります。このようなエリアは当然、土地も高額です。固定資産税を減らせるのなら、それに超したことはありません。
カーポートのように、完全に固定資産税の対象外となる設備もあるのですが、なんと言ってもガレージハウスにはかっこよさや味わいがあります。それでいて固定資産税が安くなり、駐車場のための費用も節約できるのですから、車好きならなおさら、検討してみたいところです。
こんなガレージハウスなら固定資産税の対象外
しかし、ガレージハウスのすべてのガレージ部分が固定資産税の対象外となるわけではありません。ガレージハウスの1階部分は、言ってみれば車を家の中に引き込んでいるようなつくりになっているのですが、たとえば、この空間を壁で囲んでシャッターや窓を設置してしまうと、固定資産税の評価は変わってしまいます。
そのため、ガレージハウスのガレージ部分は、基本的に簡素で、オープンな作りになっていることが、固定資産税の対象外となる条件になります。オープンな作りにしても、人も車も雨に濡れないようなスペースは作れるのでしょうか?
頑丈なヘッジ構法はガレージハウスに最適
ガレージハウスは、開口部を広くとる必要がありますが、そのためには家をしっかりした構造にしなければなりません。最低でも車が1台通れるスペース、さらに人が乗り降りできるスペースを確保するとなると、普通の木造住宅のような構造では建物を支えきれません。
木造住宅で強度を確保するためには、開口部をなるべくせまくして、壁に頼る必要がありました。そのため、開口部を広くとってスペースを作る場合は、どうしても重量鉄骨に頼らざるを得なかったのです。
ましてや、日本に住む私たちは、地震や台風といった自然災害の脅威に、常にさらされています。いくら固定資産税を軽減できるからといって、安全と引き換えにはできません。
しかし、構造が強いヘッジ構法なら、お客様が望むガレージハウスを木造住宅で実現できます。
ヘッジ構法では普通の木造住宅で使われる柱とは比較にならないほど太い柱を使用し、柱と梁、そして特殊なヘッジ金物で組み上げることで、高い構造強度を実現しています。そのため、耐力壁に頼らず、開口部を広くとることが可能になったのです。
憧れのカーライフはガレージハウスで実現
ガレージハウスは、車好きにとってはこたえられない家です。一生懸命働いて手に入れた愛車。玄関を出れば、そこに車があるわけですから、ついつい眺めたくなってしまうかもしれませんね。それなら、車が家の中からでも見えるようにするなど、遊び心あふれるガレージハウスを作ってみてはいかがでしょうか?ガレージハウスにすれば、雨だけではなく、直射日光も遮れるので、大切な車の塗装の劣化も防げます。
もちろん、車やオートバイをいじりたい人にとってもガレージハウスは魅力的です。工具や交換用のタイヤなども置いておけるスペースを作れば、カーライフもぐっと楽しくなるというものです。
ガレージハウスのガレージ部分は、駐車スペースとしてだけではなく、さまざまな用途に使えます。キャンプやサーフィン、釣りなどのアウトドアアクティビティが好きなファミリーなら、天気の良い日に素早く道具を積み込んで、フィールドまで直行なんてことも可能です。
まとめ
ガレージハウスは、車好きにはたまらない家ですが、子供や高齢のご家族にもやさしい家です。特に大都市近郊では固定資産税の軽減や駐車場代の節約にもつながります。もちろん、思い描いているガレージハウスを実現するのは、そうかんたんなことではありませんが、ゆとりのある、充実した生活を手に入れることを考えたとき、それらはやはりお金と引き換えにしなければなりません。しかし、それも家づくりの楽しみのひとつです。
家づくりについて詳しく知りたい方は、ぜひヘッジハウスまでお気軽にご相談ください。
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